壁で、揺れを受け止める。
火にも、湿気にも強く。

地震の横揺れに抵抗するのは、柱だけではありません。
壁の面全体で力を受け止める「耐力壁」が、家の強さを左右します。
栄建築は、この耐力壁の面材に、無機質のモイスを選んでいます。

WORRIES

こんなお悩みはありませんか。

  • 「耐震性を高めるために、ほかの性能を我慢することになりませんか」
  • 「壁の中で結露やカビが起きていないか、見えないので心配です」
  • 「もしもの火事のとき、家の燃えにくさがどう違うのか知りたいです」
二重に張ったモイスの切り口。内側の一枚は柱と梁の間にぴったり納まっている

ABOUT

鉱物からできた、耐力面材。

モイスは、けい酸カルシウム板をベースに、天然の鉱物であるバーミキュライトやけい砂を配合した、無機質の面材です。柱と梁の外側に張ると、壁全体が地震や風の横からの力を受け止める「耐力壁」になります。耐力壁の強さは「壁倍率」という数値で表し、モイスはこの壁倍率で国土交通大臣の認定を受けています。無機質なので燃えにくく、不燃材料の認定も取得しています。湿気を通す性質があり、壁の中にこもった湿気を外へ逃がしやすいことも特徴です。

耐力壁 モイスの仕組みを示す図

POINTS

数値で見る、耐力壁 モイス。

  • POINT 01

    壁倍率

    2.5倍

    数値が大きいほど、地震や風の横からの力に強い壁になります。

    ※メーカー公表の大臣認定値(厚さ9.5mm・N50くぎの仕様、認定番号FRM-0245。出典:モイス公式サイト『認定情報』、2026年9月閲覧)。

  • POINT 02

    防火

    不燃材料

    火にさらされても燃えにくい材料として、国の認定を受けています。

    ※メーカー公表(国土交通大臣認定 NM-8578。出典:モイス公式サイト『MOISS TM 性能』、2026年9月閲覧)

  • POINT 03

    透湿抵抗

    0.00111〜0.00306㎡·s·Pa/ng

    数値が小さいほど湿気を通しやすく、壁の中に湿気がたまりにくくなります。

    ※メーカー公表値(湿度の条件により異なる。出典:モイス公式サイト『MOISS TM 製品情報』、2026年9月閲覧)

BENEFITS

暮らしの中で、こう変わる。

  • リビングの長い壁にもたれて、子どもが本を読んでいる

    01揺れを、壁ごと受ける

    地震の横揺れを、柱や梁だけでなく壁の面全体で受け止めます。揺れのあとも住み続けるための、完成すると見えなくなる備えです。

  • 雨の日の窓辺。外は雨でも、窓台と壁は乾いている

    02壁の中を乾いたまま

    湿気を通す面材なので、冬の暖房や梅雨の湿気が壁の中にこもりにくくなります。見えない柱や土台を長持ちさせることにつながります。

  • 隣の家との間隔が近い、住宅地の塗り壁の家

    03燃えにくい外壁の下地

    不燃材料の認定を受けた面材が、外壁の下地になります。隣の家との距離が近い住宅地でも、燃えにくさまで考えた外壁にできます。

柱と梁の間にモイスをはめ込む大工の手元

WHY SAKAE

二重に張る、という工夫。

モイスは、SK工法(特許第7703190号)を構成する3つの技術の1つです。耐力面材は1枚で張ることが多いのですが、栄建築では二重に張っています。内側のモイスは釘を打たず、柱と梁の間にぴったり納まるように「しゃくりこむ」納め方です。ぴったり納めるには、柱と梁の寸法を読み、一枚ずつ現場で合わせる大工の技術が欠かせません。木質の構造用合板ではなくモイスを選ぶのは、揺れへの強さに加えて、燃えにくさ、湿気の通しやすさまで、一枚で考えられるからです。メーカーは、シロアリが好む成分を含まない素材だと説明しています。完成すれば外壁の内側に隠れて見えなくなる部材です。だからこそ、選ぶ理由を持って、一枚ずつ張っています。

COMPARE

一般的な仕様との比較

耐力壁 モイスと一般的な仕様の比較表
項目 栄建築の仕様 一般的な仕様の例
耐力面材の素材 モイス(無機質) 構造用合板・OSB(木質)
張り方 二重張り(SK工法。内側は釘を打たずに納める) 1枚張り
燃えにくさ 不燃材料(NM-8578) 構造用合板・OSBは不燃材料の認定なし
湿気の通しやすさ 通しやすい 木質の面材は、製品によって通しにくいものがある
シロアリ 好む成分を含まない(メーカーによる) 木質のため、防蟻の配慮が必要

※アイカテック建材『耐力面材比較表』(Webサイト、2026年9月閲覧)をもとに作成。一般的な仕様は一例です。

REFORM

今ある家の耐震改修にも。

モイスは新築だけでなく、今お住まいの家の耐震補強にも使います。昭和55年(1980年)に建てられた木造2階建ての家では、弱いとされた壁にモイスの耐震壁(モイスかべつよし真壁)を加える補強案で、耐震診断の評点が0.48から1.01に上がる計算結果になりました。

補強前

補強前の耐震診断書。保有耐力が必要耐力を下回り、評点は0.48
評点 0.48(倒壊する可能性が高い)

補強後(計画)

補強案の診断結果。すべての方向で保有耐力が必要耐力を上回り、評点は1.01
評点 1.01(一応倒壊しない)

※一般財団法人 日本建築防災協会『木造住宅の耐震診断と補強方法』(2012年改訂版)の一般診断法による計算結果です。お名前・所在地は伏せています。診断結果は、地震による被害を受けないことを保証するものではありません。

FAQ

よくある質問

二重張りにすると、壁倍率も2倍になりますか?

壁倍率は、国が認めた仕様ごとに決まる数値で、張る枚数をそのまま掛け算するものではありません。栄建築の二重張りは、地震による建物の変形を抑えることを目的にした独自の納め方です。強さの考え方と評価の方法は、資料で詳しくご説明します。

モイスを使えば、防蟻処理はいりませんか?

メーカーは、モイスはシロアリが好む成分を含まない素材だと説明しています。ただし、柱や土台などの木材は、シロアリの被害を受けるおそれがあります。栄建築では、床下の土壌処理など、家全体の防蟻の対策と組み合わせて考えています。

今住んでいる家の耐震補強にも使えますか?

はい。耐震診断で弱いとされた壁に、モイスの耐震壁を加える補強をご提案することがあります。どの壁を、どの方法で補強するかは、診断の結果と家の状態を見て決めます。まずは耐震診断からご相談ください。

CONSULTATION

壁の中の二重張りまで、見てから決めませんか。

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