技 01ドリフトピン工法
柱を削りすぎずに、強く留める。
柱と梁のつなぎ目に金物を入れ、「ドリフトピン」と呼ばれる金属のピンで留める工法です。木を大きく削らずにすむため、柱の断面の欠け(断面欠損)が少なく、つなぎ目を強固にできます。家を支える柱の力を、できるだけそのまま生かすための方法です。

CONCEPT
CONCEPT
美しさは、
確かな技術の上に立つ。
家づくりで、本当はどれか一つを選ぶ必要はないはずです。心が動くデザイン。夏も冬も心地よく過ごせる性能。家事が楽になり、家族が自然に集まる間取り。そして、年月が経っても安心して住み続けられる確かなつくり。
栄建築は、大工も左官も、自社の職人がいる会社です。完成すると見えなくなる構造や下地から、毎日目に触れる造作や仕上げまで。一人ひとりが自分の仕事に責任を持ち、職人の目と手で丁寧につくり上げます。
見えない部分を、きちんとつくる。だから、美しさを自由に楽しめる。憧れのデザインを我慢する必要も、家族を守る性能を後回しにする必要もありません。美しいだけでもない。丈夫なだけでもない。家族の暮らしに長く馴染み、住むほど好きになる家を。それが、栄建築の家づくりです。
天に背かず 地に足つけて 人にやさしい家づくり
栄建築の企業理念。法被の背にも記しています。
OUR COMMITMENT
特許を取得した2つの工法。それを現場で形にする自社の職人。
そして、一棟ごとに異なる要望に応える施工力。
栄建築のこだわりを、大切な順にご紹介します。
新しい設備や美しい内装は、完成した家を見れば分かります。
けれども、地震に耐える構造、壁の中の断熱、建物を支える下地、
雨や湿気から家を守る施工は、完成すると見えなくなります。
家の強さと寿命を決めるのは、こうした見えない部分です。
だから栄建築は、表面の美しさだけでなく、構造と施工から家を考えます。
その中心にあるのが、次の2つの工法です。

揺れても、ゆがみにくい家に。
構造の傷みを、元から防ぐために。
SK工法(特許第7703190号)は、長年にわたり家の構造と向き合ってきた栄建築が生み出した、独自の工法です。柱と梁のつなぎ方、壁、2階の床。3つの技を組み合わせて、地震の揺れによる建物の変形を抑え、構造部分の損傷を防ぐことを目的としています。
建物は、大きく揺さぶられてゆがむほど、柱や梁、つなぎ目に負担がかかります。はじめからゆがみにくい骨組みにしておくことが、構造の傷みを防ぐことにつながる。それが「壊させない」という考え方です。
暮らしにとっての意味
構造の傷みを抑えることは、地震のあとも住み慣れた家で暮らし続けるための備えです。そして長い目で見れば、見えない部分の補修にかかる負担を抑え、家を長く保つことにもつながると、私たちは考えています。

技 01ドリフトピン工法
柱と梁のつなぎ目に金物を入れ、「ドリフトピン」と呼ばれる金属のピンで留める工法です。木を大きく削らずにすむため、柱の断面の欠け(断面欠損)が少なく、つなぎ目を強固にできます。家を支える柱の力を、できるだけそのまま生かすための方法です。

技 02耐力面材「モイス」の二重張り
耐力面材とは、柱と梁に張って、地震や風の力に抵抗する壁をつくる板のこと。栄建築では、天然素材を主成分とする耐力面材「モイス」を二重に張ります。内側のパネルは釘を打たず、柱と梁の間にぴったり納まるようにはめ込む(しゃくりこむ)ことで、地震による建物の揺れを軽減します。

技 032階床の構造用合板の二重張り
2階の床の角の部分に、構造用合板を二重に張ります。ここでも下側の合板は釘を打たず、柱と梁の間にぴったり納まるようにはめ込みます。壁だけでなく床からも骨組みを固めることで、地震による建物の揺れを軽減します。

今ある家の地震対策にも
SK工法で培った「壁で揺れを受け止める」考え方は、今お住まいの家の耐震改修にも生きています。昭和55年(1980年)に建てられた木造2階建ての家では、耐震診断の評点が0.48(倒壊する可能性が高い)でした。弱い壁を選んでモイスの耐震壁に替え、壁の配置のバランスを整える補強案で、評点は1.01(一応倒壊しない)まで上がる計算になりました。
※日本建築防災協会の一般診断法による計算結果です(2022年4月)。



力を一か所に集めず、壁全体で分散する。
蜂の巣のかたちをした耐力壁です。
ハニカム工法(特許第7702753号)は、六角形のユニットを組み込んだ耐力壁を使う、栄建築独自の工法です。耐力壁とは、地震や風による横からの力に抵抗する壁のこと。ハニカム(蜂の巣)状に並べたユニットが地震の力を分散させ、建物への衝撃を吸収します。
大きな地震のあとには、余震が何度も続くことがあります。一度の揺れに耐えるだけでなく、その後に繰り返す揺れに対しても性能を維持することを目指す。ハニカム工法は、そうした考え方に立った工法です。
暮らしにとっての意味
本震のあとも、余震が続くなかでも、家族が身を寄せる家であり続けるために。揺れを一か所で受け止めず、壁全体で分けて受け止める仕組みを、構造に組み込んでいます。

01端材から生まれるユニット
家の骨組み(軸組)をつくるときに出る木材の端材を切断して、6個の台形ブロックをつくり、正六角形に組み合わせます。これが「ハニカムユニット」です。複数のユニットを蜂の巣状に並べ、耐力壁にします。材料を無駄にせず、家を守る力に変える工法でもあります。

02第三者の試験で確かめる
日本建築総合試験所で性能試験を行い、「シェルター効果のある耐力壁」として評価を受けました。つくり手の言葉だけでなく、外部の試験機関で性能を確かめています。

03古民家の再生にも
ハニカム工法は新築だけでなく、古民家の再生にも使っています。古い建物の良さを残しながら、揺れへの備えを加える方法の一つです。
CRAFTSMANSHIP
最後に家の品質を決めるのは、
現場で手を動かす職人です。
優れた工法や建材も、正しく施工されなければ、本来の性能を発揮できません。図面どおりにつくる。材料の状態を見極める。わずかなズレや隙間を残さない。完成すると隠れる部分まで確認する。
栄建築では、基礎工事の段階から自社職人が施工に関わります。工法を生み出した会社と、実際に施工する職人が同じ方向を向いているからこそ、設計上の性能を現場で確実に形にできます。ご家族にとっては、図面の上で考えた性能を、そのまま住まいとして受け取れるということです。
特許工法
2件
SK工法・ハニカム工法(2025年6月)
三ツ星工務店グランプリ
全国9位
2019年 第8回・兵庫県1位
1級建築大工技能士
3名
1級左官技能士
2名
※三ツ星工務店グランプリ:第三者住宅検査機関の株式会社ホームリサーチが主催。全国1,487社の加盟店中9位、兵庫県エリアで1位。

家相は、基本をきちんと押さえる。
そして、振り回されない。
「家相は見てもらった?」と聞かれて、急に不安になる。人によって言うことが違って、迷ってしまう。そんな経験をお持ちの方も多いと思います。
栄建築では、家相鑑定士の資格を持つ社長の井上一幸が、建てる前に自ら建築地へ行き、方位を確かめます。家相鑑定士は、日本家相鑑定士協会が認定する民間資格です。
暮らしにとっての意味
実際に測った方位と家の中心点をもとに間取りを決めるので、あとから「ここは鬼門では」と言われても迷わずにすみます。そのうえで、家事のしやすさや暮らしやすさを後回しにしない間取りをご提案します。

手順 01現地で測る
社長が正確な磁石を持って建築地へ行き、腕時計など磁場を乱すものをすべて外したうえで、東西南北を正確に出します。
手順 02図面に落とす
測った方位を図面に書き込み、家の中心点を出します。家相は本来、きちんとした方角と中心点にもとづいて判断するものだからです。
手順 03配置を決める
中心点から見て鬼門(北東)・裏鬼門(南西)にあたる場所を避けて、玄関や水まわりを配置していきます。
考え方気にしすぎない
家相には多様な見解があり、気にしすぎると家事動線がばらばらになって、暮らしにくい家になってしまいます。栄建築の考えは、基本を押さえたら、あとは気にしすぎないこと。図面をちらっと見ただけの「ここは鬼門だからダメ」という意見は、気にしなくてよいと考えています。
家相よりもむしろ気にしたほうがよいのが、地相、つまりその土地の成り立ちです。もともと川や沼だった土地かどうかなど、土地を選ぶ段階から、建てる会社の目で一緒に確かめます。
土地探しの相談(不動産事業)柱には家を守る神様が宿る、と言われています。棟梁たちが師匠から弟子へと受け継いできた考え方で、私たちもそう考えて家づくりに向き合っています。できればおすすめしたいのが、大黒柱と丸太梁のある家です。
窓、玄関、勝手口、照明。泥棒に狙われにくい家にするための工夫を、建てる段階から取り入れます。たとえば、外出時につまみを外せる玄関の鍵(室内側のつまみを回して侵入する手口への対策)、勝手口の面格子や合わせガラス、決まった時間に自動で点く照明など。Nacのセキュリティアドバイザーの認定を受けたスタッフが2名在籍しています。
家相と防犯のお話(間取り講座)土地の形も、建物の状態も、お客様の希望も、一件ずつ違います。決められた商品を組み立てるだけでは対応できない仕事を、栄建築は職人の経験と技術で形にしてきました。


赤穂市の大石神社。参拝の方がお守りやお札を受ける「受付授与所」も、栄建築の職人が手がけた仕事の一つです。銅板葺きの屋根に銅の雨樋、白木の柱と縦羽目板。神社の建物にふさわしい、端正なたたずまいです。
神社の建物で求められる木の扱いや細部の納まりは、住まいの造作や仕上げにも生きています。
新築だけが、技術力の証明ではありません。壊してみなければ中の状態が分からないリフォームや、古い建物の良さを残しながら性能を高める再生工事には、職人の経験、判断力、対応力が求められます。難しい工事に向き合ってきた経験が、新しい家の品質にも生かされています。

見本の家より、その家族の家を。
そして、建てたあとも近くに。
栄建築は、モデルハウスを持ちません。モデルハウスの建築費や維持費にかけるくらいなら、お客様に還元したい。そして、一人ひとりの希望に沿った家を建てているので、「これが代表的な栄の家」という見本を持っていないからです。見学していただけるのは、建築中の現場と、ご了解をいただいたお客様のお住まいです。
家は、完成した日から少しずつ変わっていきます。栄建築が建てた家は、1年・3年・5年・10年とアフター点検を行います。不具合や故障のときはもちろん、パッキンの取り換えひとつのような小さな修理も、遠慮なくお声かけください。建物の履歴を把握しておくことが、家を長持ちさせることにつながるからです。
WORKS
職人が仕上げた住まいを、施工事例でご覧いただけます。
必要なものを丁寧に選び、木の温かみを生かした住まい。
吹き抜けのリビングと化粧梁のダイニング。
家事の流れと家族の居場所を考えた住まい。
CONTACT
お電話やフォームで「コンセプトを読んだ」とお伝えください。工法や家相のことからでも、お話しできます。
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