一本の木の、
粘り強さを柱に。
柱は、家の重さと地震の力を毎日受け止め続ける部材です。
栄建築は、一本の木から挽いた無垢の柱を使っています。
大切なのは、木をしっかり乾かしてから使うことです。
WORRIES
こんなお悩みはありませんか。
- 「集成材と無垢材、どちらが家に向いているのか分かりません」
- 「無垢の柱は、あとから割れたり反ったりしないか心配です」
- 「どこで育った、どんな木が使われているのか知っておきたいです」
ABOUT
乾かしてから、柱にする。
無垢材は、一本の丸太から挽いた木材です。小さな板を接着してつくる集成材とは違い、木目も香りも一本ごとに異なります。伐ったばかりの木は多くの水分を含んでいて、乾いていく途中で縮んだり反ったりします。そのため、柱にする前にどこまで乾かしてあるかが重要です。製材のJAS(日本農林規格)では、仕上げ材の含水率(木に含まれる水分の割合)を15%以下(SD15)、20%以下(SD20)といった区分で示しています。栄建築が柱に使う「乾太郎」は、乾燥にこだわってつくられた柱材です。
POINTS
数値で見る、無垢の柱・乾太郎。
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POINT 01
含水率
15%
木に残る水分の割合です。一般的なヒノキ材より低く乾かすことで、背割りを入れずに使える安定性を目指しています。
※製造元公表(出典:院庄林業『匠 乾太郎』資料)。JAS規格では仕上げ材をSD15(15%以下)とSD20(20%以下)に区分(出典:日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』、2026年9月閲覧)
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POINT 02
樹種・産地
国産ヒノキ
樹齢50〜60年の原木から1本しか採れない「芯持ち材」です。どこで育った、どんな木か。それが分かることは、長く住む家の安心につながります。
※製造元公表(出典:院庄林業『匠 乾太郎』資料)
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POINT 03
品質の証明
JAS認定
専用の機械で1本ごとに強度と含水率を確かめ、JAS(日本農林規格)の基準をクリアした柱材です。必ずJASマークが付いています。
※製造元公表(出典:院庄林業『匠 乾太郎』資料)。
BRAND
こだわったのは、
含水率15%の壁。
ヒノキは耐久性に優れ、古くから寺社仏閣に使われてきた木です。法隆寺や薬師寺のように、1000年以上の歴史を持つ建物にも使われています。長い年月にわたって強さを保つこと、抗菌性や防虫性にも優れていること、そして心を落ち着かせる香りと美しい木目。「匠 乾太郎」は、そのヒノキの良さを最大限に引き出した、国産ヒノキの無垢柱です。
背割りのない、無垢の柱。
無垢の柱は、乾く途中で縮み、割れが出やすくなります。そのため一般的には、あらかじめ柱に切り込みを入れる「背割り」で、割れの出る場所をコントロールします。ただ、背割りは木材の強さを下げたり、年月とともに歪みや亀裂の原因になったりすることもある、無垢材の弱点の一つでした。
「匠 乾太郎」は、独自に開発された乾燥技術で、一般的なヒノキ材よりも含水率を大幅に下げることで、背割りを入れずにすむようにした柱です。これまで集成材でしか実現できなかった高い安定性を、一本の無垢の木で実現しています。
一本ずつ確かめ、記録が残る。
「匠 乾太郎」には、必ずJASマークが付いています。専用の機械で1本ごとに強度と含水率をチェックし、さらに熟練したスタッフの目でも検査してから出荷されます。山から切り出したヒノキが柱として出荷されるまでには、およそ20日間。品質を保つために必要な時間です。
工程はすべて記録され、出荷された木材に印字されたロット番号から、その柱がたどってきた履歴をさかのぼることができます。
※出典:院庄林業『匠 乾太郎』資料。図版は製造元の資料です。
BENEFITS
暮らしの中で、こう変わる。
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01木の香りがする家
無垢の柱は、木目も香りも一本ごとに違います。和室の柱や、リビングで見せる柱では、その表情がそのまま毎日の暮らしの景色になります。
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02反りや割れの心配を減らす
しっかり乾かした木を使うことで、建てたあとの反りや割れを抑えやすくなります。壁や建具まわりの不具合の心配を減らすことにつながります。
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03手を入れて、住み継ぐ
無垢材は、削ったり磨いたりして手入れができます。将来のリフォームのときも、大工が木の状態を見ながら活かし方を考えられます。
WHY SAKAE
木を見て、使う場所を決める。
同じ太さの柱でも、木には一本ごとに癖があります。節の位置、木目の流れ、反りやすい向き。自社の大工は、材料が届くと一本ずつ木を見て、どの柱をどこに使うかを決めます。これを「木配り」と呼びます。見せる柱には木目のきれいな面を表に、力のかかる場所には素直な木を。こうした判断は、図面だけではできません。乾燥にこだわった「乾太郎」を選ぶのも、大工の目で使い分けるには、素材そのものが安定していることが前提だからです。そして、柱を大きく削らないドリフトピン工法と組み合わせることで、無垢の柱が持つ強さを活かしています。一本の木を、何十年も家族を支え続ける柱にする。自社の大工がいる会社だからこそできる、手間を惜しまない仕事です。
COMPARE
一般的な仕様との比較
| 項目 | 栄建築の仕様 | 一般的な仕様の例 |
|---|---|---|
| 柱の材料 | 国産ヒノキの無垢材(匠 乾太郎) | 集成材、または無垢材 |
| 乾燥 | 乾燥材(含水率15%) | 乾燥材のほか、乾燥していない材も流通 |
| 背割り | なし(乾燥技術で割れを抑える) | 無垢の柱は、背割りを入れることが多い |
| 品質の確認 | JAS認定・1本ごとに機械で強度と含水率を確認・ロット番号で履歴をたどれる | 製品によって異なる |
| 表情 | 木目と香りが一本ごとに違う | 集成材は木目がそろい、接着層がある |
| 使う場所の決め方 | 大工が一本ずつ木を見て決める | 加工データに沿って配置する |
| 柱と梁の接合 | ドリフトピン工法(柱を大きく削らない) | 継手・仕口(木を刻んで組む) |
※一般的な仕様は一例です。乾燥区分はJAS規格による(出典:日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』、2026年9月閲覧)。
FAQ
よくある質問
無垢材と集成材は、どちらが強いのですか?
強さは、木の種類や等級、乾燥の状態によって変わるため、一概には言えません。集成材は品質のばらつきが少ないこと、無垢材は一本の木そのものの粘りや木目、香りを活かせることが特徴です。栄建築は、よく乾いた無垢材を、大工が見極めて使う方法を選んでいます。
無垢の柱に、ひびが入ることはありますか?
「匠 乾太郎」は含水率15%までしっかり乾かしているため、背割りを入れずに使えるほど割れが出にくい柱です。ただ、木は周りの湿度に合わせて水分を出し入れするため、乾燥材でも表面に小さな割れが出ることがあります。気になる割れを見つけたときは、建てた大工が状態を確かめ、どのような割れかをご説明します。引き渡しのあとも、いつでもご相談ください。