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技術を頼りにする
完成すれば見えなくなる部分ほど丁寧に。基礎から仕上げまで、職人の仕事に責任を持ちます。
FOUNDER / MASTER CARPENTER
栄建築株式会社 代表取締役
井上 一幸
棟梁、親方、職人。
社長と呼ばれるより、しっくりくる呼び名です。
18歳で大工の道へ入り、29歳で独立。昭和62年に栄建築を立ち上げてから、赤穂で家を建て、職人を育ててきました。頼りにしてきたのは、いつも技術と人です。
「昔から家を建てるのは、大工だった。
お天道様が東から昇るのと、同じように」
BEGINNING
18歳のとき、「この人なら」と決めた親方に、「将来、親方になるために修業させてほしい」と頼み込みました。弟子をとらないことで知られた人でしたが、その言葉を聞き入れてくれました。
大工仕事だけでなく、同業者との付き合い方や人としての振る舞いまで。最初から一人の職人ではなく、いつか人を育てる親方になるための教育でした。
「男の値打ちは、金を残すよりも、
師匠である親方の言葉
名を残すよりも、人を残すことや」
FOUNDING
大工道具と、伯父からもらった軽トラック一台。独立しても、すぐに大きな仕事が来たわけではありません。トイレや洗面台の入れ替えなど、小さなリフォームを一つずつ積み重ねました。
モデルハウスを建て、営業マンを置かなければ同じ土俵に立てないのか。迷ったときに思い出したのは、親方の「職人は技術だけを大切にすればええ」という言葉でした。
ハウスメーカーにはできない、職人を育てる会社をつくる。進む道が決まりました。
CRAFTSMANSHIP
見せ方よりも、目の前の家と向き合うこと。職人の手でつくる会社として、大切にしてきた三つの姿勢です。
01
完成すれば見えなくなる部分ほど丁寧に。基礎から仕上げまで、職人の仕事に責任を持ちます。
02
できることも難しいことも率直に伝え、お客様が納得するまで家づくりに向き合います。
03
図面だけで決め切らず、工事中の現場で高さや位置を体感しながら細部を整えます。
04
建てて終わりではありません。住まいの困りごとに、顔の見える距離で応え続けます。
NEXT GENERATION
一人前の職人を育てるのは、簡単ではありません。叱るときも、褒めるときも、本気で向き合う。親方自身がぶれないことを大切にしてきました。
栄建築の職人を、それぞれが仕事を任せられる親方にすること。師匠から受け取った技術と思いを次の世代へ渡すことが、これからの仕事です。
PROFILE