最近ニュースなどでも耳にすることが増えてきた PFAS(ピーファス)。
正式には「有機フッ素化合物」の総称で、防水性・耐油性・耐熱性に優れた“とても便利な物質”です。
実は建築の世界でも、
防水材やシーリング材
撥水加工の断熱材や内装材
工事現場で使う泡消火剤等に、利用されてきました。
しかしこの物質は 環境中で分解されにくく、体内にも残留しやすい ことから、
海外では「Forever Chemicals(永遠の化学物質)」と呼ばれ、健康リスクや水質汚染の原因として懸念されています。
欧米では規制が進み、日本でも水道水や地下水に基準値が設けられ始めました。
建築業界としても今後は「PFASフリー資材」の採用や情報収集がますます大切になっていくでしょう。
栄建築では、住まう方の安心・安全を第一に、環境にもやさしい家づくり を考えていきたいと思います。